自然治癒を体感した瞬間。
こんにちは。
以前お伝えしていた、自分の身体をゆるめていく瞑想について今日は、お話ししていこうと思います。
が、その前に、、、、、実際の体験がなければ、イマイチやろうという気にもなれないうえ、
本当に効果があるの?
という声もあることでしょう。
確かに、効果は人それぞれだと思いますが、テーマにある通り、
僕が自然治癒というのを体感した瞬間と合わせて、今日お伝えできればと思っています。
皆さんにお伺いしますが、ケガや腰痛の時って、どんなことをされてますか?
湿布を貼る、マッサージを受けに行く、整体に行く、、という方が多いのではないかと思います。確かにそれも正解だと思います。
かく言う僕も、実は2月まで腰痛に悩まされていました。
食事するたびに座りますが、その座る姿勢ですら、腰に響いて、食事に集中できず、楽しむこともできず、イライライライラしていました。
ずっとこの状態が続いたら、さっすがにきついな~、、、、仕事どうしよう。
と、マイナスにもなっていましたね。知り合いの整体院の方からは、ぎっくり腰だね~と言われ、マジか!?と思いました。
この年でぎっくりとは、、、、年齢関係ないんだな、、と改めて痛感しました。
そんな調子で毎日痛みと戦っていました。
そう、戦っていた、んです。戦うってなると、身体に力がどうしても入ります。
どうしても治そうとするんです。
そりゃ当たり前ですよね、だって治りたいんだから。
でも、ある時から、自然に治るのを、待ってみよう、とそう思えた瞬間があったんです。それが、、、、、
皮膚瞑想
と、呼ばれるものだったんです。
身体をそのまま、治そうとせず、だだ左右の腕どちらかに手を当てて、暖かさを感じているのか、、手に力が入っているのか、、腕に力が入っているのか、、
身体がどうなっているのか、をただ感じていったんです。
そうして、感じていると、前回お伝えした、身体を感じていく動作をした時に、、、、、
腰に血液がドクドクと、流れて行って、腰のあたりが暖かくなっていく、、そんな感覚を感じた瞬間がありました。
すごく暖かくて、痛みもほとんどなくなっていました。思った以上に軽減されていたのです。
静かに、庭に溢れる自然の音、鳥の声、風の音、太陽の光、等、、、、普段ほとんど感じることがなかったものに目を耳を傾けていったんです。
暖かな安らぎと、心地よい静かな気持ちでした。すごく久しぶりの感覚でした。
心が休まるような、そんな感覚。
そんな感覚を味わいながら、身体のありのままに感じるものを感じていきました。
血液の流れ、心臓の鼓動、腕の体温などなど、、、。
そうしたら、次第に腰痛は快復に向かっていきました。今では、全く痛みはありません。
車に乗るだけでも、腰に痛みが響いて痛かったのに、、、それが嘘のようになくなりました。
これが、自然治癒か!!!と、実感しました。
すごく気持ちいいです。
無理に治そうとしていなく、ごく自然に身体が治っていったので、違和感や腰痛が尾を引くこともないのです。
これには、2つの理由があります。
1つ目は、自分の身体を、無理に治そうとしなかったこと。
そして
2つ目は、痛み、という結果だけに囚われずに、身体が腰がどうなっているのか、張っているのか、頑張っているのかを、
ただ身体を脱力して、感じていったことです。
結果には、どうしても囚われがちですよね。
それだけ、目の前のことに精一杯で一生懸命だということ。それが、悪いことではありません。
だけど、本当に大切にしたいものは、意外と近くにあります。
結果を意識しすぎているあまり、大切なものを見失っていないか?
あの頃、こどもの頃は、純粋にただ目の前のことを楽しんでいたのに、今はそれが段々できなくなっている、、
この皮膚瞑想と前回お伝えした身体を感じる動作は、目の前の結果に囚われることがなくなるだけでなく、
周りの同僚や上司の方の顔色や反応を気にしなくなる、そして自分自身も周りの人の言葉に必要以上に反応しなくなるのです。
また、自分が今何を望んでいるのか?何がしたいのか?がわかるようになってきます。
今自分にできる楽しいことや自分を大切にできる選択ができるようになります。
それには、皮膚瞑想と身体の動作をして、自分の身体を感じることで、
今、身体が緊張している、肩が張っている、というのが瞬間的にわかるようになるから、というのがあります。
緊張しているのは、どこか周りの目を気にしている、比較している自分がいるから、、かもしれないですね。
そんな自分を身体がメッセージとして、教えてくれます。
そう、身体が教えてくれるのです。
これは、クライアントさんにも、この皮膚瞑想と身体を感じる動作をやっていますが、
どれだけ頭であれこれ考えていて、頭が休まっていなかったか、周りの目を気にしていたかを、
身体を通して感じられた、と。そう伝えてくれました。
この皮膚瞑想と身体を感じる動作は、セッションの中でもやっていきます。
どうしても、1人だと不安や雑念が伴うのと、ゆっくり流れる時間と自然を感じられる空間、環境の中で、
身体を感じていくことに意義があるから、というのがあります。
長くなりましたが、皮膚瞑想と身体を感じる動作は2つでセットです。
ご興味がある方で、もしわからないことがあれば、ご質問ください。
そして、最後に皮膚瞑想のやり方ですが、
1.腕をまくり、腕の真ん中の肌に直接手を当てる。
2.これを両腕左右ともにやる。
3.手を当てた時に、感じてほしいことは、ただ手から腕に伝わる体温の暖かさ、手や腕、肩の力の入り具合、指先の感覚、力が入っているか、頑張っているか、、ただそれだけを感じてください。
肌に触れて、身体の感覚を追っていくことで、身体の力が抜けていき、
頭の中をカラッポにするのが、目的です。
そうすると、普段自分が仕事なら、どんなことにこだわって仕事をしているか、が段々と感じられてくるでしょう。
僕の場合は、相手の話しを聴かないといけない、と思いながら話を聴いていたため、肩にすごく力が入っていました。それは大事なところを聴いていなかったりするので、今思えば、視野がすごく狭くなっていました。
皮膚瞑想は、自分の狭めた視野を広げてくれる可能性があります。
そうすると、じぶんのこころと身体にも余裕が出てきます。
少しでも、5分でも10分でも自分の身体を大切に休ませる時間を、自分のために、取っていただければと思います。
読んでいただきありがとうございました。
こころも身体もほっこりあたためる~
セラピスト 吉良聡